2022-01-14
東栄海運(DONGYOUNG)が環境対応船として1000TEU型コンテナ船2隻の
新造契約を締結したと公表した。新造予定のコンテナ船は2020年、釜山大学と
協調して開発したエコーフィーダーコンテナ船であり、日々燃料消費量を従来と比べ
20%程度改善した。また、2030年まで温室ガス排出量を2008年より40%以上
減らすIMOのEEDI、PHASE 4まで満たす。1番船は2023年10月、2番船は
2024年6月にデリバリーされる。
先週6日、ソウル市中区にある東栄海運本社で開催された新造船契約式には東栄
海運代表、ペック・スンギョ氏と、親会社(南星海運)会長、キム・ヨンチ氏、社長
キム・ヨンギュ氏、デスン造船代表 イ・スグン氏等が出席した。
東栄海運は2014年1000TEU型コンテナ船「PEGASUS TERA」と「PEGASUS
PETA」2隻を新造し、その以降、昨年1600TEU型1隻を発注する等、引き続き船隊を
増やしている。これと別途で、ロシア、中央アジア、モンゴルを含む複合物流サービスに
進入する一方、仁川新港背後敷地1-1地区に入居する仁川グローバル物流センター
(IGDC)に投資するなど、事業多角化にも力を入れている。